ハウスクリーニング業界は、参入障壁が低い市場です

誰もが参加しやすい市場ですので
稼ぐためには、もちろん競争力も必要です。

誰もが参加しやすい、と言うことは
品質にばらつきが出て当然ですね。

「誰もが参入」なのですから老若男女と
実に色んな人がいるわけです。
すると作業のスピード、品質に大きな「差」が生じます。

やがてこの「差」が競争力につながって行くのですが
そこまで考えている業者は少ないです。
2台の全く同じクルマがあって
同じ元請け企業から洗車の、お仕事を頂いたとします。
A社から1名、B社から1名参加して洗車をしました。

A社は1時間でピカピカに仕上げました。

B社は2時間もかかった上、拭き残しなどがあり
仕上げがどうもスッキリしません。

しかも同一料金です。
今後B社を誰も使いませんよね。
実はこの現象が、ハウスクリーニング業界の実態です。
このB社の場合、最近仕事が無いないと嘆きます。
自分の仕事ぶりに気づいていないのです。

元請けも、こういう類の業者は
何か合った時のため、しかるべき時が来るまで切る事はしません。
生かさず殺さず的な使い方をして残しておきます。

(もちろん仕事は薄いはずですが)

そういった事でさえ、気づいていない
または、気づこうともしない業者が多いのが
ハウスクリーニング業界です。
これだけ品質にばらつきがあるので
この部分さえ戦略的に品質改善できれば
強力に他社と差別化を図ることが出来、
競争において強烈に有利になれるのです。
ではA社、B社の経営者の頭の中を覗いてみましょう。

A社長はお客様に喜んで頂ける事を1番に考えています。
そしてその対価としてお金を頂きます。
B社長は自身が稼ぐことだけを、1番に考えています。
そして自身も作業者も、何の戦略も無しに現場にいれます。

結果は3月、半年ですぐ出てきます。

私が開業した時点で元請けさんには
6社のハウスクリーニング業者がおり
事実上私の会社はたったの1年で
ほぼ独占状態となりました。
極めつけの、お褒めの言葉は

「ドアを開けた瞬間から空気が違う」

この言葉を頂いた時は
非情に嬉しくモチベーションも、一段とアップしたものです。
たった1年で明暗を分けた要因は
経営者としてA社は戦略的思考を持って事業を行った。

B社は自身の損得銭勘定メインの思考で過ごした1年であった。
たったこれだけの話です。
参入障壁が低いので誰もが用意に
出来るところが盲点となっています。

 

「言うは易し行うは難し」となりますが

実際のところ開業から1年は大変でしたが

頑張ってよかった、成果は後からついてきた。

それが、感想でした。

 

その後沢山の恩恵とメリットに恵まれました。
本日の名言

努力したものが
全て成功するとは限らないが
成功したものは皆努力している

 

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