空室清掃業は、やり方次第で事業拡大性と将来性がある仕事です

建設業多能工のコラージュ画像。プレハブ倉庫組み立て、室内消毒、クロス、給水管交換、大工、植栽剪定等、多岐に渡る業種を行うマルチ職人です。

多能工として、大工、クロス、溶接等、多岐に渡る仕事をするマルチ職人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論を先に言うと、野望をお持ちの空室清掃業者さんは、元請けと言う立場に事業発展されて行く方が多いです。

つまり過去において自分が下請けとして従事していた時から、戦略的に行動した結果そうなっています。

事業拡大を考えてみる

もしあなたが、空室清掃をどんなにきれいにやったとしても、個人レベルで自他ともに納得できる仕事ができたとしても、しょせん個人で終わる可能性大です。

 

人を雇用した場合も、あなたの素晴らしい価値観や技術を100%伝えたとしても、しょせん「元請けからもらえる単価の上限が決まっている」ので、被雇用者に対する労働対価のバランスが、時間経過とともに取れなくなります。

 

時間経過とは、見習いからはじまり技術向上した場合に、当初設定されていた賃金では不満が出てきます。上げたくても保険関係の支払いを考えると無理なんです。

 

その結果、継続雇用することが出来ずに、色んな業種で一人親方が存在しています。ちなみに、業種にもよりますが一人親方の人工賃は、18000円~25000円程度です。

 

 

雇用することにより発生する保険は会社経営を圧迫します。

 

雇用で発生する保険と名がつくもの5つ

社会保険(健康、介護、厚生年金)
労働保険(雇用、労災)

 

派遣で雇えば上記問題は解決できますが、派遣会社への支払い金額を考えると費用対効果は薄い、もしくはマイナスになります。

 

ならば、個人(一人親方)を下請けに付ければ良いと言う考えが起こり、建設業界では元請け下請けと言う形式が一般的な形態となっています。この形態を悪用する会社も増えてきて、政府は対応策を検討しています。

 

純粋に一人親方を下請けにするのなら問題はないですが、実態は社会保険料逃れ目的で労働者を一人親方に見せかけると言うやり口。

しょせん姑息なやり方なので一時的なメリットがあったとしてもデメリットとして倍返しの結末となるのでやめましょう。行政は甘くないですよ!

 

そんな姑息な方法を取らずとも、弱者(個人)が強者(組織)になればよいのです。

 

世間をパっと見渡して個人で強者がいますか?

強者は必ず組織です。

 

では私達個人事業主はどうでしょう。しょせん個人、小でしかありません。

そこを考えれば、ちりじりにある個人でもグループ化すれば組織化され強者になれるのです。

簡単に言えば徒党を組むと言うことです。

 

組織化されれば、2次3次はたまた4次5次と言った底辺の単価仕事を受注しなくとも、組織を生かした営業ができると言うことです。

 

余談ですが、とある会社の業務部長してたころの体験談を少しお話します。

皆さんご存知のスズキ自動車ご存知ですよね。

個人で営業なんて門前払い必至は常識ですが、当社では1日30名の清掃員を用意出来ますと言えた場合どうでしょう?

 

このくらいの大企業になりますと社内メンテナンスは、休日または大型連休にメンテナンスをするのですが、そこで大人数で余裕をもって工場稼働日までに完工したいのです。

なので個人でも、そこそこの会社でも毎日30人規模で2日、3日では無理なんです。

しかしそれがクリヤできるのならお願いしたいと思っているのです。

資本金100万の清掃有限会社からはじまり、今ではヤマハ、スズキ、他となんのコネもない会社からビッグになった会社の話でした。

 

時代は今、大きな過渡期だと思っています。個々の戦いはあまりにも無謀だと私は考えています。個々が徒党を組んでビッグになることを考えるときです。

 

 

 

「もらえる単価の上限が決まっている」を解決

 

先ほど「もらえる単価の上限が決まっている」の話をしました。これらを解決する方法を考えなければいけません。

 

つまり一人親方を下請けとして使う場合は、少なくとも1次2次下請けとなる必要が出てきます。

建設業界は3次4次と下に行くにつれピンハネされているので3次では厳しいです。規模にもよるので一概には言えませんが、一人親方を使用する場合は先ほどの平均人工賃を払えるか。年間通しての仕事量の確保が出来るかがポイントとなります。

これらを解決していくには、ご自身が勉強をし業界に精通し技術習得、業界とのコミュニケーション(営業行為)が必須となります。

 

つまり空室清掃以外の仕事も受注し、空室清掃と抱き合わせで仕事を振り被雇用者の賃金上昇や一人親方の確保が大事になってきます。

もちろん不動産直で年間仕事量が確保できるのであれば空室清掃1本でも可能ですが、原状回復工事は掃除だけではないので、掃除だけとなると営業面でマイナス要素となります。

 

「原状回復工事に関するすべてをお任せください」こちらの方が営業トーク的に良いですよね。

 

技術習得と言いましたが、技術面をカバーしてくれるのは、それぞれの職種の一人親方である職人さんが施工するので、あなたが全てを出来る必要はないですが、お客さん、職人さん、ご自身のスタッフと話をする上で、ある程度知らないとお話になりませんね。と言う事です。

なにやら難しいな~と思うかも知れませんが、室内に関する工事は、「外して付ける」。が基本なので、職種に応じた道具さえあれば誰でも出来るのです。小さな工事から挑戦し、慣れて行けばよいだけです。

 

空室清掃は3Kで、しかも儲からないのか

 

空室清掃は儲からない、しかも3Kだ! そう思っている方も少なからずともいます。

ではなぜ、そんなにも儲からないと言われる3K仕事を続け、事業拡大して儲けている方がいるでしょうか。

 

ちょっとその前に、「薩摩の教え、男の順序」をご存じですか?

あなたはどの位置にいるでしょう

 

評価されるべき人を次の5段階で示しています。

1、何かに挑戦し、成功した者

2、何かに挑戦し、失敗した者

3、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者

4、何もしなかった者

5、何もせず 批判だけしている者

 

6に、お前はもう死んでいると付け加えたいくらいw

 

 

4はまだいいけど5はハッキリ言ってクズですね。4は普通の人かなって・・。

ちなみに私は1、2、3あたりをうろうろしています。

 

さて儲からないと言われる3K仕事の空室清掃ですが、そんな誰も振り向いてもくれないひとりの掃除屋が、数億円規模の店舗付きマンションを購入したり出来る状態にまで発展している方はいますし、さほどめずらしくもないです。

 

私が初めて空室清掃を頂いた元請けさんがそうですし、事業で知り合う社長さんも俺も昔空室清掃からだったんだよと聞きます。ほんと掃除屋さんが元請けって多いです。

こういう方の信条は1か2です。

単なる掃除屋で、儲からん、稼げないとSNSなどで批判的発信をするタイプは5で間違いないでしょう。

私から言わせると、あんたが世間知らずなだけ!と言いたいくらいです。

 

 

過去の私事で恐縮なんですが、数年にわたり年商5億円ほどの会社経営をしてました。宵越しの銭なんとやらで、後に奈落の底へ落ちましたけどw

これは最初は1で数年後は2と言う評価でしょうか。6もチラホラ・・(笑)

 

つまり何が言いたいかと言うと、ズバリ「気持ち次第」なんです。

 

みなさんが知るグーグルだって、たかが「検索」の会社です。しかし当時はたかがと思っていた事も、今では世界のグーグルです。ちまたでは「神」と言われてますし。

 

日本のアマゾンだって、たかがネットの本屋でした。

それが今では、ヤフー楽天なんのそののアマゾンです。

話はそれましたが、「たかが掃除屋」でもトータル的なリホーム屋になり、沢山の下請けをかかえ事業展開している元空室清掃屋さんが増えてきています。

これらは難しい事でも、一発屋的に当たったと言うわけではありません。心にそう思い毎日を戦略的に生きた結果なんです。

 

こうなるんだ、やるんだと言う気持ちはすごく大切です。なんとなく生きてなんとなく仕事をすれば、なんとなく飯食って歳食って死んでいくだけです。

 

特に今この記事を読んでいる方が、20代30代の方でしたらチャンスですよ!歳をとればとるほど、気力、やる気、体力落ちるから若いうちが勝負なんです。

 

若い金持ち社長のブログ記事を読んでいるだけでは歳をとっていくだけで人生チ~ンで終了確定。

まぁ大変な時もあるでしょうが、それはどんな分野においてもある事。身体がピンピンしているうちに失敗を恐れても気にするな精神で稼いでおきましょう。

例えばゲームでミスったらやり直すでしょ。これと一緒でだんだん上達し高得点です。仕事の場合はお金と言う高得点。

つまり仕事なんてゲーム感覚でやればいいんですよ。

持つべきものは友といいますが職人間では、持つべきものは道具です。稼いで現金残して税金ドロボーされるくらいなら、じゃんじゃん道具や車買って経費で落とし、来るべき時が来るまで設備投資でもしてドンと勝負に出ればよいのです。

真の不景気が訪れて来る前にすぐ行動しましょう。

一人で行動できなければ業者間でタッグを組めばいいのです。

ネットがあるじゃないですか。

仮にあなたの住む地域に10人の掃除屋しかいないとします。そしてそれぞれの元請けから仕事を頂いてたとします。その地域の水知らぬ掃除屋10人がタッグを組んだ場合どうなりますか?

平和的ではない? 悪い事? 法に触れる? なんだかなぁ~??

色んな事が頭をよぎると思いますが、一人で出来ないことをみんなで協力し合って独占的立場になり金儲けしてもいいじゃん。

あんたら掃除屋がいないと私たち困ります?仕事になりません?

じゃあ、つぶれればいいじゃん。あとは俺たちでやるから(笑)

労働者なめんじゃねーぞー! と言う戦略で良いのです。ただそれを、「やるかやらないか」だけだと思います。

(やりたい人いたらコッソリメール下さい)人は石垣人は城です!!

※話が長いので以下過激目に書いて全部読んでもらう戦略にします。(^^;

これでもぜんぜん強力な戦略でもありますよね。ビジネスなんて非常で情け容赦ない戦いでもあるわけですから。食うか食われるか。自分の幸せがかかっているのに遠慮はいりません。

捨てる神あれば拾う神ありで、単価上げてでも先に拾った企業が職人さんの確保でき、仕事が円滑にまわりますよね、しかも独占的立場!

こうなると単価も上がるし、自分たちが元請けにもなれますね。

もちろん労働者を大事にする企業さんもたくさんいるのでそういう企業はもっと伸びて、そこで働く方々も幸せになれます。

ここまで読んでやる気出た方いませんか?今から開業したい方も、現職の方も個々で戦うより上記理由でグループ化する方が実質ともにビッグネームとなり大きな仕事も取れますよ。

え~~っと、ここから本題に入ります。(おぃおぃ)w

本日はご近所のおっさんが、たまたま掃除屋だったので「質問してみました」的な雑談風に書いてみようと思います。

あなたは空室清掃に興味があって、ただ聞いている人になります。長いので適当に斜め読みしてください。

出てくる用語

※開業前の素人さんだと、わからないかと思い説明しておきます。

手間請け(てまうけ)仕事とは基本、道具持参で工賃で仕事をすること。

材工(ざいこう)仕事は自身で材料を買い現場で交換や取り付けしたり、材料工賃込みのこと。簡単に言うとそんな感じ。

普段の会話では、手間、材工と呼ぶ

 

私の親方はyoutubeです

私は空室清掃を手掛けて20年になります。その間に壁紙クロス工事を手掛けたり、リホーム大工工事を手掛けたり、原状回復工事におけるほとんどの職種を今日手掛けています。業界では多能工と呼ばれたりもします。

プロフに書いたと思うのですが、私には親方と言う存在がいません。(しみじみ・・)

エーッ!こいつどこで、どうやって仕事覚えたんだ!? と思う方もいるかも知れませんね。

では逆質門して見ます。親方いないと仕事は覚えれないのか、仕事は出来ないのか。

とある一流ハウスメーカーの建物管理会社より、安全教育や技能研修が行われたりします。

そこでの発言に、「人んちの物件を練習台にしやがって」(笑)

冗談ぽく言うのですが、それは事実でもあります。

その管理会社直下の元請けさんも、だんだん上手になれば単価面は相談に乗るよ的な発言も事実あります。

なんだ、そのだんだん上手になればって?w

仕事する以上、上手で当たり前だろ。それがプロだろ! 世の中杓子定規に考えればそうです。

が、現実的にある事なんです。

そしてみなさんよくご存じです。つまり素人同然の方も、「プロ」として働いているのですww

そんなの「ないない」と言う方は世間知らずです。

だからこそ私も多能工として色んな技術を勉強出来ました。大いに練習台に使わせて頂きました。もちろん仕事で貢献しました。ヒフティヒフティですね。

しかしお金もらって仕事をする以上、いい加減な事は出来ません。だからプロ以上に気を使い時間をかけて仕事をします。そして、慣れて行きます。

自分以外現場にいないので、ノウハウyoutube見ながらやればいいんですよww

見て役にたったらコメントしましょう。そして自分が少しできるようになったからと言って批判的なコメントはやめましょう。薩摩の教えの5を思い出します。

ほめてどんどん活躍してもらった方が、私たちは勉強できますしね。どうも職人系の動画は同じ職人同士低評価押したり、普通そんなやりかたしねぇーとか批判したり、基本バカなんでしょうね。

そして他の方から、どんなやり方が普通なのでしょうか?教えてくださいと突っ込まれ、まともに返答が出来ない。恥ずかしい事ですね。

ところで、ちゃんと職人として仕事出来てんの?

Yes!自画自賛してしまうくらいイケてます!

掃除で言えばこんなお褒めの言葉を頂きました。じゃおさんの現場に完了チェック行くと、「玄関開けた時から空気が違う」

清掃クオリティーの高さを「空気が違う」と表現されたとき、非常に嬉しかった事を覚えています。

その頃は不慣れだったし、「クレーム付けられたくない」の一心さがそういう結果になったんですけどね。

本当に誰からも教わっていないのか?親方いたんじゃないの??

まぁ・・、しいて言うならば、親方はのちのちyoutubeかなぁ~www

当初youtubeは、ありませんでしたが・・。

まぁ、いきなり多能工になったのではなく、空室清掃の仕事をしていると、ちょっとその部分だけクロスを貼らせて下さいとか、水栓交換させて下さいとか他の業種の方が現場に訪れて来るんです。

そしてサっさと仕事を終わらせて、おじゃましました~なんて挨拶して帰ります。何度か顔を合わせするうちに御互い世間話をするようになるんですよ。また会いましたね~とか。

そしてその単価いくら?なんて、ぶっちゃけ聞いたりしますw

その結果、「短時間でその金額はおいしい」などと単純に思うわけです。他人の畑はよく見える?だっけ?私は単純にそう思うんです。

そして元請けさんに言うんです。行ったついでなんで~、そんな仕事があればやらせて下さい!から始まり今日に至ってます。そしてまたyoutubeチェック!w

無謀ですか?w ZUZUCですか?w 実はとてもシャイな性格の持ち主なんです。

クロスを覚えたくて知り合いに聞いたら、いると言うのでそのクロス屋さんに電話相談したことがありました。根掘り葉掘り聞きました。

そして1週間後くらいにその知り合いとホムセンでバッタリ。

なんと電話相談したクロス屋さんもいて話をしたら、え~ッ!もう金もらってやってんの?まじかよー!なんて事もありましたw 一同大爆笑でした。ホント懐かしい思い出です・・。

とりあえず自分も笑っときましたけどw

元請けは手間暇かけたくないが本音

発注者(元請け)とすれば、クロス屋を手配し設備屋を手配し大工を手配し、掃除屋含めそれぞれの業者さんの日程調整をしてなんて、実際のところ超めんどくさいんですよね。納期もありますし。

一括で振れるもんなら誰しもそうしたいのが現実的なところでしょう。なぜなら元請けの上の工事代金を支払う人や企業は、その元請けに一括で、

工事お願いします↓

元請け はいわかりました、ありがとうございます↓(こんな感じで電話一本)

仕事を受けた元請けは、工事内容を手間暇かけて調査し、各業者へ日程確認後仕事発注↓

仕事を請けた各関連業者が日程通り作業する↓

現場完了となります。

それが私みたいな多能工者となると、電話1本で完結してしまうので非常に楽なんです。本来なら職種違いの職人さんたちへ回る仕事も私どまりです。元請けさん側のコスト面でも有益なので重宝がられます。差別化のひとつです。

建具工事のリノベーションコラージュ

古くて使いかっての悪い押し入れを解体してクローゼットへ交換します。

 

原復工事で清掃は絶対欠かせない理由

そして近年ふと思うのが、この職種の中で「空室清掃」だけは絶対にかかせない職種なんだな~、としみじみ思うようになりました。

賃貸物件で退去があると原状回復工事の仕事が発生します。その費用は過失等の割合で入居者さんの負担であったり、大家さんの負担であったりします。賃貸住まいの経験者はご存じのとおりです。

現在は入居者さんの負担はかなり減っており、ほとんどが大家さん負担となっているのが現状かと思われます。

背景として、入居者と大家とのトラブルがあまりにも多すぎた。「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

言い方を変えれば過去において情弱な入居者に負担を押し付けていた。負担は退去者になり、大家さんは腹が痛みませんでした。

しかし今日では大家さん負担増となり、原状回復工事においてはクロスは少々汚くても張り替えなくてもいいよとか、間取り変更などの大工工事もお金がかかるからしなくともよい。そんな風になっていまして、クロス屋さんも大工さんも確実に仕事量が減りました。

私が20年この業界にいるので、成り行きや時代の変化がよくわかるのです。多能工ですし。

そして入居者さん側も部屋を汚すと、「退去時にたくさんお金を支払わなければいけない」と認識してまして、比較的きれいな状態を保っているのが現在です。

と言うことは大家さんも、「掃除だけでいいよ」となるのです。

キッチンが油まみれで浴室のカビが気になれば、不動産屋さんも案内しずらいですし、そんなところ案内されても私たちも嫌ですよね。

よって原状回復工事において、退去があればクロス工事や大工工事がなくとも掃除だけは「必ず発生」するのです。

過去において貼り替えたであろうクロスも、今では「そのくらいの汚れならクロスクリーニングでよい」となり、クロス屋さんの仕事は減り掃除屋さんのクロスクリーニングと言う仕事が増えます。

そんな理由から、空室清掃だけは必ず発生するので仕事が無くなりません。

それどころか、先に述べた「ちょっとその部分だけクロスを貼らせてください」はクロス屋さんではなく掃除屋さんがクロス貼りをする事も多くなりつつあります。貼る面積が少ないのでクロス機など使わなくてもよいしクロス広げて手糊で十分なんです。

もちろんプロではないので簡単なところだけなんですが、クロス屋さんがわざわざ訪れるとコスト高になると言うことなんでしょう。

気になる単価のはなし

私にクロス10㎡貼ってきて!と細かい仕事頼まれても断るし、言ってもこないです。単価的に言えば7000円ほどなんですが、そういう場合は1式仕事で1万ちょいとかは頂けますけど、行く手間と段取りと気力の関係でみなさん嫌がると思います。

よしんば行ったとした場合、その現場で気力が失せちゃうんですよね~。メインの現場に戻ってやろうと言う気力は消失気味なので、今日はまぁいいっか、帰ろう、また明日から頑張ろうと自分に言い訳しながら帰宅します(笑)

そんなことが重なって月トータルで見た場合、売り上げダウン必至なのでみなさん嫌がるみたいです。人が良くて断れないタイプの方だと、いいように使われているみたいです。

こういったポジションに入ると中々抜け出せないので、みなさん注意しましょう。金にならない細かい仕事ばかりで手間暇かかり稼げません。

知り合いのクロス屋がそうなんですが!w←貧乏

まぁ、そんなこともあってかどうかは知りませんがショボイ工事は掃除屋さんへと言う流れなのかも知れませんね。

他に網戸張替えや電球交換、コンセントパネル交換などの雑工事、ウォシュレット取り付けも空室清掃業者さんがやったりもします。そしてその単価が人によって、または元請けとなる各会社で大きく違うのも事実です。

どうせ1日働くのなら単価が良い方がいいですよね!

あと締め支払日も重要です。

一般的には末締め翌月末払いが多いですが、翌々月何日支払いとか、自転車操業みたいで不安ですよね。支払日まで長い分単価が良ければ考慮も出来ますが、他と同じ単価ではやめた方が無難です。あなたも色んな支払いがあるので苦しくなります。

例えば2020年11月現在でクロス1㎡あたりの、現状回復にともなう手間請け単価は350円の人もいますし平均500円前後でしょうか。東京で450円とかでやっている人に言います。

あなたは情弱です。もっと世間を知って単価の良いところで働き幸せになってください。

500円でもアパートならOKですが、コンクリート造で500円では梁があったりめんどくさいですよね。めんどくさいイコール時間かかる。稼げない。700円は頂きましょう。

ちなみに私のクロス単価は、手間請け平均より4,5割アップです。掃除は雑工事入れると4万以上です。

平均50㎡貼ったとした場合、方や1万5千円。私は3万円。。。この差は・・南無としか言いようがないです。

この辺はあまりブログに書けないんですよね。口頭ではベラベラ言っちゃうんですけどねww

現役プロもこれから開業する方も、みなさん気になる単価は決して高くはありませんが、他の雑工事をプラスすると1日3万~4万程度稼ぐことも十分可能なんです。

あまり参入してくると値崩れも起きるかも知れませんが、ネットではいい塩梅に空室清掃マイナスイメージが検索ワードにあるので、今これを読んでいる方だけが得する情報です。寄ってこないで~ww

現状回復工事は誰でもできる

現状回復工事は、資格もいらず数回やれば誰でも簡単にできるので、昔みたいに専門職の方がやる事が少なくなり、空室清掃業者さんが徐々に工事するようになってきています。

同一現場内で雑工事があればその分利益になりますし、材料のほとんどは元受けさんが持参、または現場配送手続きをしてくれますので、それなりの小道具だけ持って現場入りすればよいのです。

手間請け原状回復工事関連業者は資金繰りに困ると言うこともありません。

その分単価が安いと言われますが、営業も見積もりもないし、副資材等の材料費もびびたるもので、そこそこ収入もあるのでお勧めしています。

※副資材等の材料費とは掃除屋なら洗剤類。大工ならビス類。クロス屋なら糊。水道設備屋ならパッキン類などの事です。

お金の心配は相当なストレスになりますし、上記のような手間請け仕事は材工仕事よりも最終的な安定が望めます。

私も62歳となり体力気力とも開業時に比べれば落ちてきたと感じるのですが、そのぶん休憩を長くとり夕方までに終わればいいやと言う感じで仕事をしています。一応65歳の誕生日までと考えています。

過去にはサクサク終わらせて遊びに行くとか、次の現場に行くとか体力もありましたけど年齢相応にボチボチやっています。さすがに60超えてからきつく感じるようになりましたが40代なんてイケイケブンブンでした。

大工について補足説明

元々原状回復工事自体に大工工事はほとんどありません。(ゴジラでも住んでいれば別ですが)

原状回復工事に合わせてリノベーション工事を行います。要は入居促進のためのグレードアップですね。

和室を洋間にするため畳の厚さ分かさ上げしたり、リノベーション工事では襖タイプの押し入れをクローゼットに交換。2DKの間仕切りを変更し1LDKにしたり、各室の建具類を天井まで届きそうなハイタイプドアに変更したりします。

これらは大工工事となり、大都市以外の賃貸に多いです。大都市の場合ここまでやらなくとも入居率は高いのでしょう。

見積もり工事は割に合わないこともある

私は多能工なので、戸建てのフルリホームの材工仕事も請けるのですが、現調や見積もり、材料単価調査に費やす時間的なコストもそれなりにかかるので、その分を差し引いて考えると割に合わないことも多々あります。

高くすれば仕事に結びつかないし、安くするなら上記の手間請けがいいしとなります。ゴミ処分とかその地域の産廃業者と契約は必須だったり、いろいろやることも多くハッキリ言って個人レベルでは大変ですよ。

見積もりで現場調べや材料単価出しに時間をかけて見積提出したのに、仕事に結びつかない事も多々ありますし、見積もりに費やした時間が無駄になりますね。

あほくさーって感じです。

最近は上記理由で、過去に取引のない会社さんの見積もり仕事は断っています。

一方手間請け仕事は、現場にゴミを置いていけばよい場合がほとんどなので、皆様におかれましては、このへんもキッチリ面談時、話をしておくべきです。

ゴミには以外と個人を特定する証拠が残されているので、近所のゴミ集積所に出すのはよくないです。ばれて不法投棄の処分が下され、罰金100万円とか払って刑事罰くらうくらいなら、素直に事業ごみとして市の処分場に持参すれば、㎏数十円です

最後になりますが、私が言っているような元請けでない場合は、単価にもよりますけどやめといた方が良いです。元請けも業者も(協力会社と言う)共に伸びて行きましょうと言う元請けさんもいるのも事実なので、虎視眈々と狙っていきましょう。

なんだかとりとめのない話になりましたが、中学校中退の文章力なのでお許しください。その分少しでも人の役に立てるのならとの思いで書きました。

独立開業するなら将来性や発展性を考慮すると低資金で開業出来る空室清掃からはじめてみるのが無理がなくてよいと思うのです。

ではまたお会いしましょう。