ハウスクリーニング、空室清掃開業前の予備知識

ハウスクリーニング空室清掃業をはじめるには

ハウスクリーニングと一口に申しましても、在宅清掃、空室清掃、新築引き渡し清掃と、同じ清掃業でありながら、それぞれに専門的な業種であり、個人事業主はそれぞれの専門業種に属する場合が多いです。予備知識として以下に簡単に説明しておきます。

 

それぞれの仕事の受注方法

在宅清掃

在宅清掃は個人宅の清掃業務となり、スポット清掃(換気扇だけ、浴室だけ、トイレ等)部分的な施工する場合が多いです。

フランチャイズに加盟している方が多いです。個人でもチラシ配布、ネット広告等、営業活動は必須です。仕事が取れれば単価は、空室清掃や新築引渡し清掃より良いです。

 

空室清掃とは

空室清掃は、アパート、マンション、一戸建て等の賃貸物件の退去時にともなう原状回復工事の中の清掃業務となります。

大手ハウスメーカー直下の管理会社から仕事を受注しますので営業活動はありません。2次請け3次請けの立場によって資本と工事単価も変動します。管理会社直下の1次下請け会社さんから2次下請けとしての立場になるのがほとんどです。少なくとも3次請けで働くことはやめましょう。要確認です。

 

新築引き渡し清掃

新築引き渡し清掃は、新築購入者に引き渡す際の清掃業務となります。すべてが新品なので工事による汚れ落としがメインとなります。

建設会社から受注するので営業活動はありません。ワンルームマンション、アパート等、1棟で数室あるので(1棟10戸等)1戸あたりの単価は数千円と低いですが、元々新品であるので油汚れや経年による汚れがないのも特徴です。水拭きやバキューム、ほこり取り、養生テープ剥がしなどがメインとなり、同場所で1日数件仕事ができるのが特徴です。

いずれも一長一短がありますので、ご自身の資金面や性格で方向を決めてもよいと思います。

 

このサイトでは空室清掃に特化した内容となっておりますが、たまに応援で在宅清掃、新築引渡し清掃も行っていたので、その経験上のお話をさせて頂きました。

 

業種別個人的主観

営業が苦にならない方や人前の作業にでも気にならない、集客にも自信がある方であればFCに加盟して在宅清掃でもじゅうぶんやって行けますが、それなりの資本金は必要です。

人と話するのは苦手、初対面の人には緊張してしまうと言うのであれば、営業なし、現場も自分だけ、もしくは仲間しかいない空室清掃が向いていると思います。

新築引渡しの方は監督さんは必ずいますし、各業者さんが工事遅れや手直し箇所の工事をしています。掃除屋があとは片づけるからと言う職人さんもいたり、監督も同様な人が多いので清掃済であっても後戻り的な仕事を事を命令されたりもします。誰でもできる掃除なので職人とは言い難い部分もあり、少し上から目線で、掃除屋さんあそこ掃除しといてなんて気軽に言われたりもします。

そう言うことにムカつかず柔軟に対応できる方であれば1K1室5000円6000円の単価として、普通に3室、頑張って4室6室も施工可能です。

空室清掃は、賃貸物件の退去時における原状回復工事の中の清掃業務ですので、基本的に現場には自分以外はいません・・が、たま~に、振り返ると居そうな予感がするときがあります(笑)

冗談はさておき、空室清掃の単価はエアコンクリーニング込みで2LDKもしくは3DKあたりで2oooo~25000円程度の工事単価となります。

雑工事はクロスクリーニングや網戸張替え、水栓パッキン交換などちょっとした工事です。材料は支給がほとんだと思いますが元受けさんの事業形態により、材工単価となることもあります。

材工単価は、こちらが資金を出して購入するので単価は高めですが、自分自身で材料を調べたり、選択するのに時間がかかります。買いに行く手間も忘れてはいけません。

特に市街地のコインパークを利用の場合いったん駐車場を出ると駐車料金がリセットになり再入庫で割高になったり、何かと時間的なロスも考慮しておいた方が賢明です。例えそれが自分の自由時間だとしても後々自分にのしかかってきます。

 

お勧めは少々単価が安くても材料支給を選んだ方が、手間暇かからず作業に専念できるので稼げます。

あと特別に汚い部屋や、たばこのヤニ部屋などは追加料金が出るのがほとんどです。

 

 

空室清掃をお勧めする理由

元請け探しは、「建設業マッチングサイト」でOK

賃貸物件をターゲットにした空室清掃では、不動産業者、建物管理会社と契約が済めば日常的に仕事は頂けます。1物件当たりの単価は在宅清掃のキッチン換気扇1つを清掃するよりやすいですが、集客のための広告活動や営業は皆無であるし、ロイヤリティ等無いです。

 

当サイトのタイトル通り、「低資本で起業する」なら 選択肢は、一見単価の安い空室清掃となってしまうのですが、他のハウスクリーニング業よりも実は将来性のある空室清掃業なんです。

将来性と事業拡大の発展性について「空室清掃の掃除屋は将来性のある仕事でもある理由」を参照してください。

 

納期さえ守れば、常識の範囲内で作業開始と終了時間は自由です。

ここで言う常識の範囲とは、夜間や早朝時の「隣の住人様がお休み中」であると推測される時間で、

アパートの2階では脚立の移動が階下に響くので注意が必要。

 

仕事があっての単価

ネットでハウスクリーニング起業、または開業で検索すると 実に多くのフランチャイズ(以下FC)や、広告を目にします。

そして色々と調べた結果、FCでは換気扇一つの清掃で1.5万円~ 。 一方賃貸物件のワンルーム丸ごと空室清掃で12000~、と目にするかと思います。

これを見る限り、借金してでもFCを選択してしまうのが人情かも知れませんが、全ては仕事が実際にあるのか?ないのか?が重要なのであって、机上の空論で書かれた単価に釣られると危険です。

 

無知だと単価の評価は出来ない

私は壁紙クロスも貼るのですが、例えば壁紙クロスの単価で

1㎡で400円出しますよ。うちは1㎡で500円出しますよと言う会社があったとします。しかも、仕事は切れずに毎日あるとした場合。

 

1日50㎡貼るとして、差額の100円違えば1日5000円の差です。毎日の5000円は大きいですよね!

何も知らなければ迷わず500円の会社をを選びますが、ところがどっこいそうは問屋が卸さないのが世間の常識だったりします。

知識のあるプロでしたら、どんな建物(室内状況)なのかを聞きます。鉄筋コンクリートのマンションでコンクリート壁とツーバイフォー住宅では壁の材質が違ったり、梁等の凹凸があればあるほど、大いに作業時間に影響するからです。

ツーバイフォー住宅で平均50㎡貼れる人も、下手すれば30㎡台まで作業量が落ちたりもします。

同じ構造物であれば単価は高い方を素直に選べば良いのですが、建物の構造が違う場合は慎重に選択しないと利益ダウンです。

また、ロフトがあったり高所作業の場合も作業がはかどりませんので、知らずに安い単価で請けてしまったらコンビニのパートタイム以下の賃金になるかも知れません。

なので目先の単価と言う天ぷらに飛びつくと痛い目に合うというお話です。

 

※掃除で例を書きたかったのですが、現場のきれい汚いはつきもので比較しづらいので壁紙クロスの例とさせていただきました。

以上、ハウスクリーニング、空室清掃開業前の予備知識として書かせて頂きましたが、皆さまの参考になれば幸いです。

 

 

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